生存者バイアス
現在も営業を続けている成功企業50社を調べたところ、多くが創業時に大きな借入をしていた。そこで「創業時に大きく借り入れると成功しやすい」と結論づけた。この結論の問題点として最も適切なものを1つ選べ。
- A
同じように大きく借り入れて倒産した企業が調査に入っておらず、生存者バイアスがある
- B
調べた企業が50社と少ないため、偶然の誤差が大きく、母集団の傾向を推定できない
- C
成功したから借入ができたとも考えられるので、原因と結果の向きが逆になっている
- D
借入額を経営者の自己申告で答えてもらったため、回答のゆがみが大きくなっている
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正解:A
生き残った成功企業だけを調べると、同じ特徴を持ちながら失敗した企業が抜け落ち、その特徴を成功の要因と誤認する(生存者バイアス)。標本の少なさや回答のゆがみも問題になりうるが、まず調べていない側に失敗例がないかを考える。
- A
正しい。生き残った企業だけを見ると失敗した例が抜け落ち、その特徴を成功の要因と誤認しやすい。
- B
誤り。数の少なさも推定の精度を下げるが、この結論の主な弱点は、失敗した企業が抜けていること。
- C
誤り。借入は創業時、成功はその後なので、時間の順序は結論と矛盾しない。主な弱点は失敗例が抜けていること。
- D
誤り。回答のゆがみも起こりうるが、主な弱点は、倒産した企業を調べていないこと。
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