データ資格 模擬試験

DS検定 模擬試験 第1回 問28・データサイエンス(データ準備(前処理・欠損値・外れ値・特徴量))

平均値補完の影響

図は、年収の列の欠損値を、観測された値の平均で埋める(平均値補完)前後のヒストグラムである。この処理によって起きやすいこととして、最も適切なものを1つ選べ。

左は補完前の年収のヒストグラムで、平均500万円付近を中心に広がる。右は補完後で、平均付近の1つの階級だけが高く突き出ている。
  1. A

    列の平均も分散も補完の前と変わらないので、欠損による影響はなくなる

  2. B

    列の平均は変わらないが、平均から離れた値が増えるため、分散が大きく見積もられやすい

  3. C

    列の平均は変わらないが、同じ値が増えるため、分散が実際より小さく見積もられやすい

  4. D

    平均で埋めると外れ値の影響を受けなくなるので、中央値で埋めるよりも頑健になる

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正解:C

平均値補完では、平均と同じ値が増えるので列の平均は変わらないが、ばらつきが小さく見え、他の変数との相関も弱まりやすい。平均は外れ値に引っ張られるので、外れ値に強いのは中央値での補完だという点も取り違えやすい。

平均値補完の前後のヒストグラム。

平均で埋めると平均付近に値が集まり、分散が小さく見積もられる。

学習のポイント:補完の方法は、平均だけでなく分散や他の変数との関係への影響も考えて選ぶ。

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