データ資格 模擬試験

統計検定2級 模擬試験 第1回 問9・2変数以上のデータ(カテゴリカルデータの解析)

シンプソンのパラドックス

2つの治療法 X, Y の回復者数を、症状の重さで分けて集計した。表の値は「回復者数 ÷ 人数」である。この結果の解釈として、最も適切なものを1つ選べ。

治療法Xは軽症で20人中18人、重症で80人中40人が回復。治療法Yは軽症で80人中64人、重症で20人中8人が回復した表。
  1. A

    全体の回復率は X が 58%、Y が 72% なので、症状の重さに関係なく Y の方が効果が高い。

  2. B

    軽症・重症のどちらでも X の回復率が高いのに、全体では Y が高い。X に重症の患者が多いためで、症状の重さで分けて比べるべきである。

  3. C

    全体の回復率は、軽症と重症の回復率の平均で X が 70%、Y が 60% となり、X の方が高い。

  4. D

    層ごとと全体とで大小が逆になるのは計算の誤りであり、どちらかの集計が間違っている。

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正解:B

層ごとの比較と全体の比較で大小が逆転する現象をシンプソンのパラドックスという。群ごとに層の構成が違うとき、交絡因子で層別して比べる。

治療法軽症重症全体
X18/20 = 90%40/80 = 50%58/100 = 58%
Y64/80 = 80%8/20 = 40%72/100 = 72%

学習のポイント:層別した割合と全体の割合。交絡因子の構成の違いに注目する。

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