集落抽出法の標本誤差
全国の小学生の通学時間の平均を調べたい。(1) 全国の児童から無作為に 1000人を選ぶ単純無作為抽出と、(2) 小学校を無作為に 20校選び、選ばれた学校の児童全員(計およそ 1000人)を調べる集落抽出を比べる。標本平均の標本誤差についての記述として、最も適切なものを1つ選べ。
- A
同じ学校の児童は通学時間が似ているため、(2) は実質的な情報が少なく、標本誤差は (1) より大きくなりやすい。
- B
調べる人数がほぼ同じなので、(1) と (2) の標本誤差はほぼ同じになる。
- C
(2) は選んだ学校の全員を調べるので、全数調査と同じく標本誤差は生じない。
- D
(2) は学校ごとに分けて調べるので、層化抽出法と同じく (1) より標本誤差が小さくなる。
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正解:A
集落抽出法は集落を単位に抽出するので調査の手間は少ないが、集落内が均質だと標本誤差が大きくなる。層化抽出法(層内が均質だと精度が上がる)と区別する。
- A
正しい。集落の中が似ていると、1校の全員を調べても新しい情報が増えにくい。集落抽出は手間が少ない代わりに精度が下がりやすい。
- B
誤り。標本誤差は人数だけでなく抽出の仕方にもよる。集落内が似ていると (2) の誤差は大きくなる。
- C
誤り。全員を調べるのは選ばれた 20校だけで、学校の選び方による標本誤差が残る。
- D
誤り。層化抽出法はすべての層から抽出するが、集落抽出は一部の集落だけを調べる。効果は逆になりやすい。
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