データ資格 模擬試験

統計検定2級 模擬試験 第1回 問22・標本分布(標本平均・標本比率の分布)

中心極限定理による合計の近似

1回のゲームの得点 X は、平均 3、分散 4 の分布に従う(正規分布ではない)。このゲームを独立に 64回行ったときの合計得点 S が 208 以上となる確率を、中心極限定理による正規近似(連続修正は行わない)で求めたときに最も近いものを1つ選べ。ただし、標準正規分布 Z について P(Z ≦ 0.5) = 0.691、P(Z ≦ 1) = 0.841 とする。

  1. A

    0.159

  2. B

    0.309

  3. C

    0.841

  4. D

    X が正規分布に従わないので、正規分布では近似できない。

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正解:A

独立で同じ分布(平均 μ、分散 σ²)に従う n 個の和は、n が大きいとき平均 nμ、分散 nσ² の正規分布で近似できる(中心極限定理)。

手順計算
合計の平均64 × 3 = 192
合計の標準偏差√(64 × 4) = 16
z(208 − 192) ÷ 16 = 1
確率1 − 0.841 = 0.159
標準正規分布で z = 1 より右側を赤く示した図。

合計も中心極限定理で正規分布に近づく。

学習のポイント:和の分散は n 倍、標準偏差は √n 倍。元の分布が正規分布でなくても使える。

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