変動係数の比較
クラスAのテストは平均50点・標準偏差5点、クラスBのテストは平均200点・標準偏差16点であった。変動係数(標準偏差 ÷ 平均)で比べたときの正しい記述を1つ選べ。
- A
Aの方が変動係数が大きく、平均に対する散らばりは相対的に大きい。
- B
Bの方が標準偏差が大きいので、変動係数もBの方が大きい。
- C
2つの変動係数は等しい。
- D
平均が異なるため、散らばりは比べられない。
正解と解説を見る
正解:A
変動係数は単位に依存せず、平均が異なるデータの相対的な散らばりを比べられる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 変動係数 | 標準偏差 ÷ 平均。単位が違うデータのばらつきを比べられる |
| はずれ値に強い指標 | 中央値・四分位範囲・最頻値。平均・分散・標準偏差・範囲は影響を受けやすい |
| 相関係数 | −1〜1。直線的な関係の強さを表す。0でも曲線の関係はありうる。因果ではない。はずれ値の影響を受ける。単位の変更や正の定数倍では変わらない |
| 回帰係数 | 傾き b = 共分散 ÷ x の分散 = r × (y の標準偏差 ÷ x の標準偏差)、切片 a = y の平均 − b × x の平均 |
- A
正しい。Aは 5 ÷ 50 = 0.10、Bは 16 ÷ 200 = 0.08。
- B
誤り。変動係数は平均で割るので、標準偏差の大小だけでは決まらない。
- C
誤り。0.10 と 0.08 で等しくない。
- D
誤り。変動係数なら平均の異なるデータの散らばりも比べられる。
このサイトの問題は、各試験の公開されている出題範囲に沿って作ったオリジナルの模擬問題です。本試験の問題ではありません。一般社団法人データサイエンティスト協会・一般財団法人統計質保証推進協会の公式サービスではありません。