データ資格 模擬試験

統計検定3級 模擬試験 第1回 問30・統計的な推測(仮説検定)

母比率の検定

コインが公正か調べるため、帰無仮説を「表の確率は0.5」、対立仮説を「表の確率は0.5ではない」(両側検定)とし、400回投げたところ表が216回出た。表の回数を正規分布で近似して検定統計量 z を求め、有意水準5%(両側の棄却の限界値 1.96)で判断したときの結論として正しいものを1つ選べ。(連続性補正は行わない。)

  1. A

    z = 1.6 で、1.96より小さいので帰無仮説を棄却できない。

  2. B

    z = 0.16 で、帰無仮説を棄却できない。

  3. C

    z = 16 で、帰無仮説を棄却する。

  4. D

    z ≒ 1.13 で、帰無仮説を棄却できない。

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正解:A

表の回数は平均 n × 0.5、標準偏差 √(n × 0.5 × 0.5) で標準化する。z = 1.6 < 1.96 なので、公正でないとは言えない。ただし公正と証明したわけではない。

手順計算・判断
帰無仮説の下の平均400 × 0.5 = 200
標準偏差√(400 × 0.5 × 0.5) = 10
z(216 − 200) ÷ 10 = 1.6
両側5%の棄却域z < −1.96 または z > 1.96
結論棄却域に入らず、棄却できない
標準正規分布の両端、zが−1.96未満と1.96超の領域を赤く着色。観測値z=1.6はその内側。

棄却できないことは、帰無仮説が正しいと証明したことではない。

学習のポイント:検定統計量の計算と判断

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